「リキッドレイアウト」と「ソリッドレイアウト」、どちらがいいか?
「リキッドレイアウト(可変型レイアウト)」と「ソリッドレイアウト(固定型レイアウト)」について、今月いろいろなブログで記事がかかれていました。
なにかレイアウト自体の是非を問うような記事をちらほらみかけたのですが、どちらちらもいい所と悪い所があると思うので、個々のWEBサイトの『目的』から考えるべきかと。
レイアウト自体の是非を問うのは「Flashで全画面はありか、なしか」といっているようなもの。
イメージ先行型のサイト、ブランドの向上等が優先目的となる場合、請求力のあるデザインを落とし込もうとすればFlashで全画面の選択は当然のごとくありますが、お役所のサイトのような「掲載内容がしっかり伝わる(文章をしっかり読める)」ことを優先目的とした場合、ブラウザが全画面に広がること自体を嫌がる人も多いので、Flashで全画面の選択は考えられない。
ただ考えるべきは『サイトの目的が達成できるかどうか』ということで、目的を達成するための選択をしっかりするということだけではないでしょうか?
WEBサイトでは誰が見ても100%満足する、というのはあり得ないと思っています。スキルの有無、色の好き嫌い、文字を読むのが嫌な人、読み込みが遅いとすぐいらいらする人など、十人十色で何らかの不満があってあたりまえ。
だからこそ目的をしっかり考え、ターゲットを絞ったりしながら、目標を定めしっかり達成できるよう作成し手直ししていく。
きちんとした選択ができるよう、いろいろな人の意見を聞きながら幅を広げていかねば!と改めて感じました。
(とかいいながら、ブラウザー統一してくれ、文字コード一つになれ、携帯規格統一しろ、とか、いろいろ愚痴ってしまう今日この頃…)